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掛川大会２回戦・３回戦「やれば、できる！」: 掛川大会２日目

「今日２つ勝って、最終日に掛川球場で試合をするぞ！」

２回戦の相手は中ファイターズ。円陣では「やれば、できる！」が響いた。
４年かずひ、５年堀内のバッテリーが頑張り、４回までノーヒットノーラン。打線も2回に３点先制し、そのあとも追加点を加え、６対１で勝利！反省点もあるが、きっちりと勝ち切ることができた。よし！

さあ、いよいよ３回戦。相手は、昨年NTN新人戦１回戦でサヨナラ負けを喫した豊岡野球少年団。「昨年のリベンジをしたい！」試合前、子供たちはそう言っていた。リベンジして、３日目につなげたい！

先攻東。
先制点がほしいが、ちかきの二塁打が出るも得点につながらず無得点。
その裏、ピッチャーりょうが安定したピッチングで無得点。０対０。
２回の表も無得点。
その裏、４番、５番に連続ヒットを打たれ、７番の送りバントをフィルダースチョイスでランナー満塁に。大ピンチ！８番の際に３塁ランナーが飛び出し、ランナーを挟むが、送球ミスで１点先制されてしまう、が追加点はなく、２回終わって０対１。
「取られたら取り返す！倍返しだ！」と子供たち。早く取り返したい。
３回表、２アウトで二塁に堀内、一塁にゆうひをおいて、バッターちかき。このチャンスをものにするかしないかでこの試合が決まる大事な場面！と思ったその二球目、思い切り引っ張り、レフトの横を越えるヒットで堀内、ゆうひが生還！打ったちかきは爆走で３塁へ。大きな逆転三塁打！この逆転から、ベンチの気持ちは「勝ちたい」から「勝てる」へ変わった。
その裏、りょうがきっちり３人で抑え、２対１。
４回からは、ランナーが出るが得点につながらず、逆に東もランナーを出してもきっちり守り、２対１のまま７回へ。
７回表、ダメ押しの１点がほしいが取れず、２対１のまま裏の守りへ。守れば勝ち。勝ちたい！勝ちたい！
一人目、サードゴロをゆうひが捌いて１アウト！二人目、フライをショートの堀内がきっちり取って２アウト。わあ、あと一人だ。ベンチからあと１人コール。あと１球コール。そして、ピッチャーゴロをりょうが捌いて３アウト！
勝ったあ！！！！！！！！！！！！！！！
本当に勝った！
有言実行した！
今日も大勢の父母、祖父母、親戚、OBの皆さんが応援に来てくれ、皆さんにお礼のあいさつ。みんな大きな拍手を選手たちに送ってくれた。いい試合をありがとう！おめでとう！

この試合の合言葉は「笑顔」だった。それを意識しながらも、緊張感のあるしまったいい試合だった。
スコアを書いていて、途中から興奮と感動といろいろな思いで泣きそうだった。いい試合をありがとう！

最初で最後の選抜大会。たった１度のチャンスをこうしてものにした子供たち。「やれば、できる！」
チャンスをものにするってすごいこと！それをやってのけた。
さあ、ここまできたら、最終日の掛川球場で悔いのない思い切った試合をしよう。
コロナでこの１年つらい思いをたくさんした。でも、得るものもたくさんあった。野球ができることへの感謝の気持ちを最終日に見せてくれ！！
「やれば、できる！」; 共通返信数:0 更新日:2020/11/8 20:24 / 投稿日:2020/11/8 20:24